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ドージンワーク 第7刷「素晴らしき哉、BaLaの香り」 

今回はかねるのセコンドに露理がつくという話でして、星君まで巻き込んでしまって色々あったり…ということな話。ちなみになじみの出番はそんなになくて残念。
かねるに何故露理が付いたか? といえばまず最初はアキバのエロゲ売り場で会ったのが運の尽き…と言えましょうか。というかエロゲ売り場で女性が「経験したこと無いから勉強に」とか「経験無いけどどういう事をするかは分かる」とか話しているの聞いちゃうと、いやそんなシチュはそうそう無いとは思いますが、その場に居合わせたら聞いているこっちが恥ずかしくなっちゃいますね。
で、露理はかねるにエロ同人誌、まあこの場合女性向け18禁…所謂やおい本、今ではBLとか言うらしいですけど、それを書くように勧めるのは「そっちの方が売れるから」だそうですけど、あの絵柄では…どうだろう。私も女性向け耽美系などをちょっと勉強したことがあるのですが、オリジナルであの手のものはかなりの技量が必要だと思うんですよ。その勉強の成果に、実際にやおい本を作ったことがあるんですが、何故かジャンルはよりによってシスプリだったんですけど、その時は「気でも狂ったか?」とか言われたものですが、あの時は若かった…いやはやイイ経験になりました(もっとも、それが現在の私にどういう影響を与えたかはわからん…というかむしろマイナスだった気がする)。
星君もいつのまにか露理に電話番号を知られたのが運の尽き…女性向け18禁本を買ってくるようにとの指令(おそらくは池袋まで買いに行ったのだろう)。ライバルを敢えて応援することによりなじみをさらなる高みに上げれば、なじみの心が手にはいるかも…とかいって、まんまと乗ってしまう星君。しかもかねるには「それは星君の趣味で、実際はジャスティスに気がある」とか煽ることを…。露理…決して敵に回してはいけないタイプだな。
さらに誤解は続き、かねるは星君に今すぐ告白するようにと言い出すのですが、この場合かねるは「ジャスティス×星」を想定していて、星君は当然なじみに告白して「星×なじみ」を想定しているという双方に勘違いがあって、さらにそれが進んで本当に星君とジャスティスが出会って、それがかねるの「腐女子眼」で見るとまさにキスしようとしているとか、ジャスティスが星君を追いかけているとか変な方向に向いてしまったんですが、これが新しい創作に繋がるのかは分かりませんが、かねるが違う方面に「何か目覚めた」のは確かなよう…。

さて、Bパートでは「画材を買おう」ということで、色々と買ってきたようですけどモデル人形いるのかなぁ? 使ったことねぇぞ? ねり消しや砂消しはトーン処理に使うのかな? その割に買ったトーンはあまり役に立ちそうもないのばっかだったけど、肝心の網トーン買ってないのはちょっとどうかな。というかトーン5枚だけで足りるのか? というか、あと30000円足らずで本が出来るのか? モノクロ20pでも足らないような…。
続いては「何を描くのか」を発表。というかこれが一番最初にあって予算等決まると思うんですけど、順番おかしくね? ということはさておき、斉藤桃子、きみきみ共々に動物が入っているのはやはり女性だからかな? …と思ったら「動物の方が人間を描くより易しいから」とはなんとも不純な動機。というか動物描くんだったらそれこそモデル人形いらなくね?
ということで、次回までにネームを作るということですけど、そこら辺のレクチャーがあまり無かったのにいきなり作れといわれても、確かに困りますよね。というか作り方わかってんのかな? 次回、どういったものが仕上がってくるのか心配ですね(色々な意味で)。

ドージンワーク 第6刷「先に浴びちゃうね♥」 

なんかいつも電車のシーンから始まっているような気がするな(しかも窓の後ろに背景がない)…というのは置いておいて、さて前回の二道かねるとの勝負はどうなった? と思ったらすでに後日談で、結局星君が一冊買っただけ…ということでなじみの勝ちという事で、なんとまあレベルの低いところで勝負しているんだろうか。
そんな二道さんは24歳OLらしい。彼女はなじみと同等かそれ以下の絵描きらしく、ジャスティスに教えを請うと言うことになって二道さんは家に来て貰って絵を教えて貰うという話になったんですが、ジャスティス曰く絵に立体感が無い…とのこと、という事でなるほど原稿用紙で鶴を折るとはその発想はなかった…でも確かに立体的ではあるけど印刷にはできませんよね…ってなに真面目にツッッコミを入れて居るんだ私は。
ちなみに「24歳であの絵はねぇよ」と言いかねませんけど、実際に普段何も絵を描いていない人に人間の絵を描かせるとあれ以下というのは結構ありまして、私の妹がまずそうだったりする。子供のために絵を描いているところを見たんですが、あまりにも絵が平面的なんですよね。ジャスティスのいう立体感のある絵というのは実は結構難しかったりする。
さて、ふとみると二道さんの下着は干しっぱなし、片づけようとしたらゴミ箱を散らかしたりと何というドジっ娘ぶり。24歳でこれとはアリといえばアリだな…是非嫁にほしい。

Bパートではベタ、ホワイト、トーンの使い方が。私はベタはマジックで塗っていたけど、ホワイトはまさにミスノン使ってました。あぁ、最近何も描いていないだけに、全てにおいてなんか懐かしいな。
トーンは私もやはり10%~20%が多かったかな…あ、でも結構30%を使っていた記憶がある。ただ、もう今はトーンに関しては完全にPCに移行しちゃいましたんで使わないなぁ~。トーンの出費代が結構かかるんですよ。しかも私のように田舎に住んでいると買いに行くだけで一苦労。その点PCだとトーン貼りが楽なんですよね。最初の初期投資さえ何とかなれば相当トーン貼りが楽になります。あと、ついでにPCだとホワイトが楽というのもあるかな。ただ白く塗るだけですからね。ただ、ペン入れに関しては私はタブレット使って完全にPCに移行しましたが、未だ納得のいく線が引けていない…紙とタブレットとでは「質感」が違いますからね、なんかいまいち描きにくいというかなんというか…ただ、「やり直しができる」この一点に於いてはPCは断然勝っていると思うし、その為に私もPCに移行した訳で(最近は何も描いてねぇけど)。
さて、次回は「何を描くか」を決めるらしいのですが、あれ?それを決めるのが一番最初のような…。しかも人体デッサンをやっていないのが気になる…。一体どういう同人誌になっちゃうんでしょうか?

ドージンワーク 第5刷「ふたりでしましょ」 

何でも、なじみと星君がホテルに入っていくところをジャスティスが目撃した!? といういきなりの展開。
まあ、実際はホテルの中身の写真を撮りに行っただけらしいんですけど、女性と一緒にホテルという滅多にないシチュ、私にはここで理性を保てる自信は無い…。その点、理性を保ち得た星君はある意味偉い(そしてある意味軟弱でもある…)。
ジャスティスは結局「2人でホテルに入っていった」という所からどんどん妄想が膨らんでいき、あんな事やこんな事を考えてしまって、星君を矯正(?)するためだけに500Pの超大作をこしらえたというけど、これはジャスティスの勘違いから始まっているのでこの作品は全くの無駄になる訳なんですが。
そして即売会会場ではなじみのライバル(?)になるであろう二道さんが隣に。お互いにお互いのことを「自分より下手」と思っているからもう手に負えない。この勝負、一体どうなるか?

Bパートは今回はプロの講師に教えを請うとかで、画材の説明とかしてました。知っていることが多かったですが、基礎から学び直すには結構勉強になる。最近はアナログで漫画描いてないからなぁ。ちなみにアナログで描いていた頃、ペンはカブラペンと丸ペンを愛用してました。Gペンは何か合わなくて…。
コマがどうとか言ってましたが、まずは4コマから初めてはどうですかね? 原作も(未見だけど)確か4コマでしたし。私も4コマが最初でした。で、描く対象といえばまずは人体デッサンからやるかと思ったら意外にも「遠近のある木のある空間」から描いてまして、意外に真面目にやってんな…この企画。
しかし、こう書いていると久しぶりに鉛筆のラフでいいから何か描きたくなってきますね。単発カラーは幾つか(といっても数えるほどですが)描いてますけど、同人で漫画描くなんてここ2年くらい何もしてないしなぁ。

ドージンワーク 第4刷「おやめください、ご主人様」 

さて、今回はなじみが同人誌の資金のためにネコミミ喫茶だかでバイトという話なんですけど、尾行されてバイト先を知られた時の、そして「ルナちゃん」と呼ばれていることを知られた時の、恥ずかしそうに言葉を浴びせるなじみのツンデレ…というか誘い受け(?)な感じがまたたまらん。
しかもですよ、オムライスにケチャップで文字を書くサービスと言うことで、露理に「長菜なじみはイヤらしい女の子です。しかもドMです」と書かされている時の真っ赤になったなじみの表情がまたそそる。これは何という羞恥プレイ
さらにですよ、星君にみんなの前で「魔法をかける」ということで「昇級魔法だにゃん」なんて言わされていて、これはバイトとはいえ知人の前でかなり恥ずかしい。いや~羞恥プレイの連続で見ているこちらはゾクゾクですよ! やはりなじみはMだ。こりゃたまらん。
ところで、「※ここはツンデレ喫茶ではありません」ってテロップが出たんですけど、ツンデレ喫茶は行ったこと無いんですが、一体どういう所なんでしょうか。ここでいうなじみのような出迎えをしてくれる喫茶なんでしょうか?
そしてソーラなんですけど、ずっとブルマで出歩いてましたがあれに関しては誰もツッコミが無かったんですけど…ここはツッコミを入れてはいけない箇所なのだろうか…。

さて、Bパートでは同人誌制作の計画を立てると言うことで、まずはお金に関する計算から…って何「欲しい物」や「打ち上げ」の事から話しているんだよ! そこから逆算して同人誌の単価を決めるのはどうかと(笑)。もう本末転倒状態で笑った。
で、最初は500部とか28pとか威勢の良いことを言ってましたが、予算の都合により部数やページを減らしたり…ともう「減らす」事しか考えていないのが何というか現実的というか…。でも確かにあるんですよね、予算の都合により減ページ減部数というのは。例えば100部刷って5冊しか売れなかった…とかだと悲惨だし「一体どこまで、いくらまで同人誌作成にお金をかけられるか?」というのは常につきまとう問題な訳で…。
最終的にはモノクロ300部の20pに収まったようではあるけど、表1・表4などを入れると実質的には16pになりますかね。しかし、300部なんて私なんか刷ったことすらない…夢のまた夢の部数だ…。
で、最後には日程を決めていましたが7月始めには下書きを開始、7月末には下書きを終えるとか言ってたんで、もうそろそろ下書きの終わっている時期になるんですかね? そういえばジャンル等は言ってなかったんでオリジナル…ということになるんでしょうが、今現在(7/25)の時点で一体どういった事になっているのか全く想像もつきませんね。

ドージンワーク 第3刷「私…うれごろ?」 

電車の中で堂々とエロ本の作り方を延々と語り合っているという展開からでこれってどうよ(笑)。ジャスティスに同人誌の作り方を聞いてましたが何か「愛」だみたいなことを言われて、まあこれはこれで同人誌作る上では納得のいく回答ではありますね。
その数日後早くもなじみは同人誌を完成させていたらしく、「Love tyhoon」というタイトルで、PNが「ビューティーラヴ」、中身はエロ本ということなんですが、このいかにも何も考えてません的なタイトルとPNはなかなかイカス。露理の「ブルマ革命」もそうでしたが、この作品全体的にネーミングセンスがピンポイントでついてきますね。
ということで、早速露理に、「紙はイイ」とか紙のことしか言わず肝心の「内容」に関しては触れない…というか、そこしか褒めるところがない…という事なんでしょうか。イベント会場でもジャスティスに同じ事言われてるしなぁ…。しかしあの絵では…しかもそれでエロ本では…。というか誰か内容について突っ込んでくれよココは。あの絵でエロ本というと逆に気になってくる。
そしてなじみはなじみでなんか援交して妊娠したとか思われているし、露理は「実は原稿のこと」と知っていてああいう会話をしてましたが、ジャスティスは完全に勘違いしてましたね。しかもそれを延々とひっぱる…こういうすれ違い会話ネタはかなり好き。
で、人に自分の描いたエロ本を売るというか、見て貰うというのは結構恥ずかしいもので、ああ、これは何か分かるなぁ…と思います。特に知っている人だと尚更。とりあえず死ぬ前に自分のエロ原稿をなんとかしないとヤバイ…という思いで一杯です。
部数は30部で一冊500円か…まあ、妥当なところか。多分あの売れ行きでは大赤字でしょうけど。しかし、同人誌でプラスの数字をはじき出すのって結構難しいと思いますよね。原稿・トーン代、印刷代、旅費等含めて黒字になるってあまりない。私も印刷代はペイしたことはありますが旅費含めての黒字なんて結局ありませんでした。
で、結局売れたのは一冊…なのか? あんな素直な反応を実際にされると見ているこっちも恥ずかしくなるんですけど、まあ多分三次元ではお目にかかれない風景なんだろうなぁ。

そしてBパートではこやまきみこと斉藤桃子が「実際に同人誌を見てみよう」ということでアキバの「とらのあな」へ。パッションがどうのとかいってましたが、それだけで手にとって貰うのは結構しんどいかも。まずは「手にとって見て貰う」事が大切で、その為には大抵は表紙で決まっちゃうしなぁ。
ということで、今回は同人誌買って「漫画の描き方」みたいな本買って残り45000円くらいなんですけど、これでフルカラーの100部はまず無理だろ…。フルカラーでも、ペーパーとか便箋とかなら出来るかもしれんけど…。