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CLANNAD 番外編「夏休みの出来事」 

今回は番外編、前回で最終回だったので、気を楽にして見ることができました。物語的には後日談といった感じでしょうか。

今まで手を握ったことすらないという渚と朋也でしたが、そんなカップルを見て周囲はやきもきしているのですが、ここでまさかの春原の妹芽衣の登場ですよ。彼女曰く「恋のキューピッド」となって2人の仲を進展させよう…というものでしたが。それはともかく、早苗さんのパンに対する「美味しそうでした」…なるほど、こんなごまかし方があったのか…。それをしれっと言ってのける芽衣もある意味スゴイ。
さて、2人の仲を進展させるために、芽衣は渚に色々と吹き込んだようですけど、渚は本当に演劇部なのか?と思わざるをえない白々しい演技はおかしかったです。というか、渚は一留しているから19歳? この歳でのあまりにもピュアな反応には悶えざるを得ない。むしろ芽衣の方が先に進んでいるのではないか? でもまあ背伸びしたい年頃だからな…これはこれでありなのかな? まあ結局、朋也は芽衣の事に気付きましたが、それでも自分から手を繋ぐほどの仲にはなれたようです(逆を言うとそこまでしかいかなかったとも言える)。
しかし春原が絡んでくると俄然面白くなる。朋也は朋也で「春原×芽衣」を考えたり「春原×朋也」までいったりと想像力たくましすぎで、さすがにコレはないだろう。まあある意味面白くはありますけど(笑)

ということで、完全な番外編ということで楽しめました。なんでも「AFTER STORY」があるそうですけど、ということはまだCLANNADという作品自体は終わっては居ないということですよね。結構伏線回収してないのがあるから、これで最終回だったらどうしようかと思いました。しかしアフターの「世界の終わりは悲しい色に満ちていた」とは不吉な予告ではある。このまま一筋縄で終わりそうになさそうです。そういえばDVD最終巻には智代の「特別編」がつくとか? こっちはこっちで何か気になるなぁ…。
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CLANNAD #22「影二つ」 

さて、突然ですがもう最終回? ちょっと早くね?

ということで、前回「父と母の諦めた夢」を見つけてしまった渚はなかなか立ち直れず、それでも出番までは朋也とラブラブに見えたんですが、いざ本番になって「両親の諦めた夢」を思い出してしまいさらに自分を責めてしまって泣き崩れそうになるんですが、そこにオヤジ登場ですよ。あの「演劇サイコー」とかほざいていたあのオヤジですよ。そういえば「演劇サイコー」って何かデジャヴがあるとおもったら風子の時の「岡崎サイコー」と同じですよね、叫び方が。
いやそれはおいておいて、ここでオヤジ「夢を無くしたんじゃない、渚が夢を叶えてくれることが夢になったんだ」「それが親というもの」とはなかなか聞かせてくれる。親にとっての夢は「子供」…いやはや私は両親に何か申し訳なくなってきましたよ…これはキツイ一言(苦笑)。
しかしこんな感じに言われて始まる芝居ってなにか空気が重そうで、なんかやっちゃった感があってとても直視できない気がする…。それはさておき始まる渚の1人芝居…。世界に最後に残った少女と、少女の作ったブリキの人形の物語。ブリキの人形は温かい世界を知っていた…そして彼女と一緒に旅立つ…という話で終わりましたが、渚はさらに続きがあることを思い出したのでした。しかし「だんご大家族」ではないと思う…のですが、「少女=渚、ブリキのおもちゃ=朋也」と解釈すると「だんご大家族」が自然なようにも思える。
ということで、学園祭も無事に終わり皆で打ち上げ。朋也は次の日に渚を呼び出して一通りデートした後、演劇部の部室で告白するのでした。いやっほう、ついに告白来た! しかし「明日朝起きたら、オレたちが恋人どうしになってたら面白いと思わないか?」とは回りくどいなぁと思いましたが次に「俺と付き合ってくれ、渚。お前のことが好きだ」と直球で来たものだから安心(?)しました。ということで劇終。次回は番外編らしいのですが?

ということで、総じて見るとレベルが高く、良いアニメであったことは間違いないのですが…ただ、これだけだと普通のギャルゲアニメを綺麗にしました程度の認識しかこのアニメには持てない。色々と回収してない伏線ありますよね…幻想世界のことを朋也が知っているのは何故? 光の玉は何? 結局幻想世界ってなんだったの? 朋也と父親の関係はどうなった? とか色々と思うところが出てきてしまいます。「CLANNADは人生」という言葉があるそうですが、これだけだと「これが人生?」と首を傾げざるをえない。
……と思ったら何やら「CLANNAD AFTER STORY」なるものが制作されるそうです。まだまだクラナドは終わらない…ということになるのですが、そうなると逆に伏線を回収する以外にまだ何の物語があるのだろうか?と思ってしまうわけで。とりあえず2期に期待したい所です。

CLANNAD #21「学園祭に向けて」 

さて、文化祭に向けて演劇部始動なんですけど、なんですかあの胸の強調具合は。なんというエロス。しかし恋のライバルであったはずの杏たちもよくここまで協力してくれるものですよ。普通だったらなんか気まずくて演劇部そのものに行けなくなりそう。
まあそれは置いておいて、ここにきて渚が演劇の初心者…どころか見たことすらないという衝撃の事実発覚。いやいや、よくそれで演劇をやろうと思い立ったものですよ。そもそも渚が演劇を目指していたのってどういう理由からでしたっけ? やりたい演目がある…という事だけだったかな?
そして音楽は合唱部の面々に手配して貰うことに…ラヴェルのマ・メール・ロワ。マザーグースのおとぎ話の音楽ですね。その後、様子を見に智代がメガネしてやってきたんですが、「お前で良かった…」と言ったときの智代と、杏・椋たちの表情は切ないものがある。

そしてリハーサル。台本も出来上がって(どういうものに仕上がったかは不明ですが)、照明とのあわせも済み、無事に終了。それでも緊張していた渚でしたけど。
次の日は本番というときにやはり眠れない渚でしたが、本番時に懐中電灯が必要な事を思い出した彼女はあろうことか倉庫に…。そこには両親の「諦めた夢」が詰まっていました。そして、同時に両親が渚のために夢を諦めざるをえなかった事をも知ってしまいました。よりによってこんなタイミングで開けてはならないパンドラの箱を開けてしまうとは。しかも秋生が演劇をやっていたとは…父親として娘が演劇をやることに対しどう思っていたのか気になるところです。しかし秋生も不用心に置きすぎですよね。

ということで、いざ本番という時に渚は失意の底に。ここからどうやって復活するのか、期日はもはや一日どころか半日も無い。両親と朋也はどういった行動に出るのでしょうか?

CLANNAD #20「秘められた過去」 

渚の演じたい劇とは? 何でも「終わった世界に残ったたった一人の女の子の話」…ということで、これは今までの所謂「幻想世界」の事そのものであることは間違いないでしょうか。しかし、それは渚が漠然と覚えているものであって、特に親から聞かされたとかそういう事ではないらしい。不思議なことに、その話の心当たりには朋也にもあるのでした。

そして秋生からは渚の過去の話を聞かされるのでした。特に渚には教えるな…と強い念の入れようでして、過去に何があったのか。ということで、過去、秋生と早苗は各々の目指していた職業に就き、忙しい毎日を送っていたのですが、その分渚に触れられる時間は限られる訳で。ある時、渚が病気で倒れた際も2時間程度なら…とお互いに席を外したのですが、健気にも渚は外で待っていたらしく倒れてしまい、そのおかげで死にかけたという話でした。その後、2人とも渚の側に居ることを誓いお互いに職を辞しパン屋を始めた…ということらしい。この事について渚自身は「自分のせいで申し訳ない」と思っているようで、ここで以前の渚が両親に謝らなければならない事…に繋がるわけですね。

ピクニックに行く約束をしていたにもかかわらず反故にしてしまう朋也でしたが、春原の意見により行くことを決意。渚にとって朋也はもはや居なくてはいけない存在でありそれは朋也にとっても同様。朋也と渚の関係を全て見据えた(?)上での的確な春原のアドバイスですが、肝心の春原に何の恋愛フラグも無いのが泣ける…。ピクニックでは遠くに行けなくなったので近場で野球になってしまいましたが、「(朋也を)惚れ直したか?」の秋生の言葉に対し赤くなる渚でした。
しかし、今のところ「幻想世界」と今現在の渚・朋也を結ぶものは何も無い。この両者が今後どのように接点を持ってくるのでしょうか。

CLANNAD #19「新しい生活」 

前回、智代が生徒会長になったことで、幸村先生が合唱部と演劇部の顧問の掛け持ちOKということになって正式に演劇部が復活いたしました。しかし…前回の事もあるしなぁ…これは居心地があまりよく無さそうというか…杏と椋にとっては想い人が目の前にいるのに叶わないなんてこりゃ酷ですよ。

さて、進路について親と面談したいという先生でしたが、肝心の朋也は途中で逃亡…先生と父親が話していましたがあまりにも息子に対して他人行儀すぎる。そんな朋也に対し渚はしばらく距離を置くことを提案、自分の家に来てはどうかと誘うのですが。
朋也が家を出て行く際、父親が「朋也君はいい話し相手だったから寂しくなる」と意外な言葉を。会話らしい会話なんて今まであっただろうか? そういえば朋也と父親が喧嘩して朋也の肩を痛めることになった過去がありましたけど、今の状況からはそんなこと全く想像できませんね。

ということで、渚の家にやっかいになる朋也ですが、どこか違和感を感じるというか、居心地が悪いというか、そんな気分を抱いているようで。というか渚と一つ屋根の下なんてなんて羨ましい。春原の言うとおりこれはもう「親公認」も当然ですよね。しかし朋也は心の何処かでブレーキをかけていて今一歩踏み込めない様子。
渚は渚でなにやら過去にあったらしく、両親に何か謝らないといけないと思ってはいるけど、何を謝るかは分からないらしい。また、ママは元教師だったらしいのですが、何故辞めて私塾をやっているのか? 古河家には何かありそうな(と言っても悪い意味ではないですが)印象です。これを乗り越えたとき、渚も一歩踏み込んでいけそう。

しかしあと数話となったんですけど、これで本当に終わるんですかね? もう1~2クールほど欲しい気がするんですけど。