fc2ブログ

狼と香辛料 #13「狼と新たな旅立ち」 

前回レメリオ商会に裏切られて倒れたロレンスですが、そこにホロが「大人の対応」で狼を相手してきたそうですが、若僧相手に一体何があったんだろうか?……というのはさておき、そこまでさせておきながら結果がレメリオ商会の裏切り…ということで、ホロも相当頭に来たらしく狼の姿になって先行するリーベルトの元に。ロレンスはもうホロの狼の姿はすっかり平気になったみたいですね。

さて、あっけなくリーベルトたちを一掃するホロですが、何でもロレンスとの取引では儲けがないらしく、だから裏切った…というまあ勝手なものですが分かり易いと言えばたしかに分かり易い。
ということで、持ち逃げしても良かったのですがロレンスはレメリオ商会に持っていくことを提案。なんでも「レメリオ商会の出資がなければこの金貨が手に入らなかったのも事実」「破産寸前の彼らは、このままほっておけば破滅する」と救済する案を。「明日に繋がるものを選択したい」というロレンスの強い意志がそうさせたのでしょう。人が良すぎですよ。
ということで、レメリオ商会に持ち込んだ取引。金を500リュミオーネで買い取らせ、それを10年間の分割払いで支払うよう提案。ただし、借入先はローエン商業組合。組合相手となれば裏切るにも裏切られませんからね。組合のヤコブは多めの金額で換金してくれて、借金も返済ということになりました。

ということで、最後はロレンスのホロの夫婦漫才ですよ。ホロは「ホロとノーラどちらの名を呼んだのか?」と質問するのですが、ロレンスは「ホロ」…なんでも名前がちょっと短いから…というつれない返事で、なんだよここでラヴシーンあるのかと思いきや思いっきり肩すかしを食らった気分で、これは多分ホロも同じ気分だったんでしょうね、大分期待してようでしたが。門にノーラが着くのが見え、さてホロとノーラどちらを呼ぶかということで、呼ぶのはイイのですが丁度上手い具合に教会の鐘が…ちょ、あえて狙ったなこれは。

そしてEDはOPの曲にのせて今までのキャラのその後が。クロエ…そういえばどうなったんでしょうね。彼女は今何を思うか…。レメリオ商会も商売を再会したようで。そしてロレンスとホロの北への旅はまだまだ続く…というところで劇終。

ということで、原作は未見ですがこれは良作でした。何と言ってもホロが非常に魅力的に描かれていたのがイイ。商人の話…ということで結構地味な話題ではあるけど、ここまで盛り上がるとは思いませんでした。旅はまだまだ続く…という終わり方だったので、これは2期を是非期待したい。あと、MADなCMが面白かったです。これは斬新でした。
スポンサーサイト



狼と香辛料 #12「狼と若僧の群れ」 

さて、前回ノーラと交渉して今回は旅立ち…レメリオ商会もリーベルト同伴…まあお目付役といったところでしょうか。
ということで往路は狼に遠くから睨まれてはいたようですが、ホロの出番もなくノーラの力のみで無事にラムトラの街に到着。リーベルトは金のやりとりをしに街に行くのですが、その間ロレンスたちは外で待機。その間のホロとノーラのやりとりが結構面白かった。男を狼に例えて…の話ですが、ロレンスは逆に寂しがる羊というのは哀れ。さて、羊飼いと狼…時として相反する存在ではあるのですが、この2人(1人と一匹?)の間にはそのようなしがらみといったものは見られませんでした。
さて復路ですよ。悪天候に阻まれ、狼が一斉に襲ってきました。ロレンスとホロはノーラとリーベルトを先に行かせ、さらにホロは1人でなんとかするといってロレンスを先に行かせるのでした。さて、1人になったロレンスの元にレメリオ商会の者がやってきてここで裏切り発生ですよ。ここで裏切りがくるとは。しかもリーベルトと一緒に先に行ったノーラも危ない?

と気になるところで次回に。もう最終回? しかしロレンスとホロ、もしくはノーラとホロ、といったように人間と狼というのはこの場合上手くいっているのですが、それ故に人間同士の醜さというのが強調されているように思います。人間の最大の敵は人間そのもの…ということでしょうか。
しかし、レメリオ商会は裏切ったことが他に知られれば自身の立場も危うくなるはず。すでにロレンスとホロが死んだことになっているから、次回「実はロレンスとホロが生きていた!」という状況になったらどうなるか見ものですね。

狼と香辛料 #11「狼と最大の秘策」 

結局、借金の返済日まで資金の集まらなかったロレンス。それでもちょっとは集まったようで?
一方のホロはロレンスに対し、自分が同行したせいで金が集まらなかったと結構気にしているようで。全然責めないロレンスに対しもっと責めてくれた方が気が楽…といっても責めない彼でしたが、ホロはそんなロレンスに「お人よしでもほどがある」と逆に怒るのですが、もう「惚れてる」と通り回しに言わせるのはいつもの事ですけど、今回はさらに磨きがかかっていた。借金がどうのこうのというときになにイチャイチャしてんだよ。
さて、まずはレメリオ商会に協力を求める事に。レメリオ商会も台所事情が宜しくないのは同様で、ロレンス・ホロの交渉に対し「yes」と言わざるを得ない状況に持っていったのはさすがと言うところか。まず、借金返済の無期限延期、そして金の密輸…。その密輸を「信頼に足る者に任せたらどうか?」と言う言葉にレメリオ商会も乗ってきましたよ。
そして、信頼に足り、教会に若干なりとも不満を持っており、さらに密輸をするための能力を持った者…そうノーラ。教会は彼女に対し魔女の嫌疑をかけており、ワザと危険なルートばかりを行かせている。そんな教会にちょっとした復讐を…と言葉巧みにノーラを誘うロレンスですが、ノーラ自身も結構乗り気なところがあって、「ロレンスだから引きうける」とまで言わせる始末。ちょ、ロレンスはどれだけモテまくるんだよ。しかしホロのノーラに対する見方は変わっていて、「羊の皮を被った別のものかもしれない」とのこと。ホロにこれだけのことを言わせしめるノーラの実力とは一体?
ということで、あとはノーラ次第…ということになりますが、レメリオ商会の動向も気になるところ。ロレンスの言うみんなが笑える結末になるかどうか。

狼と香辛料 #10「狼と渦巻く陰謀」 

さてリュビンハイゲンではローエン商業組合にて大先輩のヤコブと色々と会話してましたが、何だ結構有名人だったんじゃないかノーラは。前回の思わせぶりな描写もあわせ、まだ気になる存在ではある。前回だけで登場が終わりとは思えません。
ここでのやりとりをこっそりと聞いていたホロですけど、ノーラに気があるのではないかとからかったホロに対し、ロレンスも「それで別にお前のことを良く思わないとかそういうことではない!」…あぁ言っちゃったよ。ホロも「本気で言ってくれるなんて」ってね、もうニヤニヤが止まりませんよ!

…とここまでは良かったのですが、以前に信用買いした武具…この武具の相場が大暴落していて、ロレンスは莫大な借金だけを抱えることに。しかも返済期間はたったの2日で、さらに商会は詐欺に遭ったわけでもないので(今回のことはロレンスが欲を出した結果)、お金も出ないという悪循環。「ロレンスだけを特別扱いする訳にはいかない」というまあもっともな話ですが、商売上の協力ならできる…という事。
ロレンスはつてを当たってお金を借りようとするのですが、ロレンスが借金したことはすでに商人の間に知れ渡っているのか、誰もお金を貸してくれない。お金の貸し借りほど怖いモノは無いですからね。さらに女連れというのが印象を悪くしてしまったようで、いや別に女でも妻なら良いんじゃないかなぁとは思うんですけど…これは独身男の僻みか? まあ私も女連れで金貸せとかほざいてきたら叩き帰しますが(苦笑)。で、ホロに八つ当たりするロレンス…。ホロは先に宿に帰ることに…。
もっとも、借金を返さないで逃げるという選択肢を選ぼうと思えばできるのですが、これは信用を失うことにも繋がり、今後商人として生きていけなくなることを意味する訳で…八方塞がりになってしまいました。

ということで多額の借金を抱えてしまったロレンスの明日はどっちだ? ノーラも何か関わってきそうな気もするのですが、他にも「金の密輸」「教会の印の入った武具」といった気になるキーワードが残ってます。ホロもいることだし、何とかなるとは思うのですが…。

狼と香辛料 #9「狼と羊使いの子羊」 

前回会った羊飼いノーラなんですけど、自分を狼からの護衛として雇って欲しい…と言うことなんですが、まあロレンスとしては別に断る必要も無いわけですけど、やはり狼の天敵という事だしホロはあまりいい顔をしませんでした。もっとも、「人間のオスはメスが何匹いてもいい」とか明らかに男女間の問題としてホロは捉えている感はありますけど。しかしロレンスも「お前のほうが断然可愛い」とフォロー…いや、でもこんなこっぱずかしい台詞はなかなか言えませんよ。ロレンスは度胸があるというかなんというか…ただ、これも相手がホロだから言えることでもあるんですよね。この2人はそれだけの仲ということで。
道中はノーラとロレンスは話をしてばっかでしたけど、ホロからノーラに話しかけると言うことは結局無かったかな。やはりホロとしては話しかけにくいか…? ノーラは話をしたかったみたいなことを言ってましたが、ホロは「小娘が主と話すのを嫌がっとったのにも気づかなかったのか?」というのはノーラは仕方なくロレンスに同行したともとれ、これはなにか裏がありそうな気配。

で、ノーラのおかげもあってかリュビンハイゲンという街になんなく入れたのですが、ここでの役人がいかにも胡散臭かったんですけどこれは何処でもいっしょなのかな? しかし、それ以上にノーラに対する街の人々の接し方に違和感があった。街の人はノーラを疎んでいるような印象? そういえば魔法使いの噂もありましたが、それは結局彼女に関係あることなんでしょうかね? また、ロレンスの事を嗅ぎ回る謎の男も気になる所です。