fc2ブログ

とらドラ! #25「とらドラ!」 

今回で最終回。前回があまりにも急な展開でどうなるかと思いきや。

竜児が命に関わる事故をしたとかでやっちゃんを実家に呼び出し。否応なしに両親と会うことになっちゃいました。で、怒られるだけ怒られて…家を十数年出てったきりだったようですけど、いや待てよ、仮に16で竜児を産んだとすると…あ、やっぱ逆算はよくないですよね。で、結局竜児の父親は現れず…まあ子供作るだけ作って別に女作ってどっか行ったというアレな人間だったんですけど、やっちゃんは見事に竜児を育て上げた。これは誇ってイイということで。
そしてその夜、気をきかせてくれたおばあちゃん、2人を同じ部屋にしてくれて、そしてキスを何度もねだる大河、そして暗転して次の日の朝…この間に何があった!? これはひょっとしてひょっとするのか?

まあ、そんな高須家の家族の姿を見た大河は、自分自身の母親と向き合うために学校を辞める…ここでもやっぱ母親なんですよね。竜児にせよ大河にせよ「父親」の愛情というのが全く感じられませんが、これはこの作品の特徴なんでしょうか。大河が辞めたことを知ったクラスメート達は一斉にメール、それに対する大河の返事は「夜空に輝く一つの星」の写メ…なんか深い意味があるんだろうかと思ったらみのりんが勝手に解説を…亜美の言うようにこれはクサイわ~。亜美の提案でクリスマスの星をみんなで撮って送る…と。星を探しているときに何か亜美が「分かってくれる人がいたら一人でも大丈夫、それが恋でなくても」と言ってましたが、これも結構クサイ台詞ですよね。

そして時は流れ卒業式。「手乗りタイガー」そのものがなんか都市伝説みたいな存在に。さて、北村はアメリカに留学するらしい…これはフラグか?
で、竜児は教室に大河を見つけ、早速行けばロッカーに隠れている大河発見。「好きだ」とやっと告白する竜児、そういえばまだ言ってませんでしたっけ。しかし「結婚しよう」より「好きだ」が後に来る作品ってそうは無いですよね。それにしても大河は転校したままのEDか?とちょっと凹みかけたけど、無事に大河が帰ってきて良かった良かった。そして大河のセーラー服もイイ感じでした。「手に入れるべきたった1人だけが見つけられるようにできている」ってこれもまたクサイ台詞ですね。今回は最終回だからかクサイ台詞満載です。

ということで、纏めるところは纏めてキレイに終わったんじゃないかなと。途中、みのりんが絡み出したあたりからどうなるんだろうとヒヤヒヤしながら見てましたが、それもイイ思い出ですね。心理描写も丁寧で、それでいてストレートに女同士のケンカはあるわで、登場キャラがみんなありがちな「イイ子ちゃん」じゃなかったのが良かったです。だからキャラに説得力があったし、話にも深みが増したと思います。

2クール通して、良い作品でした。うん、若いってイイね!
スポンサーサイト



とらドラ! #24「告白」 

サブタイ通り「告白」な訳ですけど、そこはあっさりと流れてしまって話は「駆け落ち」という極端な所まで話が。今回の「告白」というのは竜児と大河が…というのもあるんですが、やっと本心を明かしてくれたみのりんですよ。やはり竜児のことが好きだったみたいで、ここ数話みのりんの性格がよく分からなかったんですけど、これでちょっとスッキリしたかなぁ?。亜美は結局本心がわからないままで、ちょっとモヤモヤが残る。

そして本命の竜児と大河、えっいきなり結婚? 大河がツンツンデレデレみたいな感じで告白するのを予想していたんだけど、竜児の方から言ってしまいました。竜児の中でみのりんに対する決着はいつついたんだろう。まあそこら辺をすっ飛ばして行動にしてしまうあたり、若いなぁと思った。そして駆け落ちに関しても。
この駆け落ち、意外にもみんな協力的で、みのりんは通帳ごと渡してくれるし亜美は別荘の鍵を渡してくれるし、誰も止めないのか…。まあ私としては止める止めないというのはあまり気にしませんけど。というのも高校時代に私自身の周り本当に「駆け落ち」した人がいたんですよ(2人ともクラスメート)。だから竜児と大河が駆け落ちするというのも特に驚かないし、行動としてはアリなんじゃないかなと思います。
竜児と大河が去った後、ここでやっとみのりんは涙を…「廊下で転ぶと鼻血が出て、人生で転ぶと涙が出る」というのは名言…か? とにかくこれでみのりんの役目は終わったかな…なんかお疲れ様と言いたい気分。

そういえばやっちゃんはインコと一緒に何処かに雲隠れしちゃいました。でもおじいちゃん・おばあちゃんの家の場所を教えるあたり、全く非協力的というわけでも無さそう?。やっちゃんにも少し考える時間がいるんだろうなぁ。竜児は早速「嫁です」とおじいちゃんに紹介、気が早いよ(笑)。

今回はジェットコースターのような展開でしたが、みんな行動がハッキリしているからかそんなにストレスは感じませんでした。最終回はこのままの勢いで突っ走ってくれるんでしょうか。個人的には竜児と大河のバカップルぶりをニヤニヤしながら見て、デレた釘宮ボイスを堪能したいんですけど…。

とらドラ! #23「進むべき道」 

時はバレンタイン、恋愛モノには欠かせない時期なわけですけど、それはさておき進路調査の結果を出せないでいる竜児と大河なんですが、竜児は母親にもう苦労をかけれないからと就職を希望、大河は…なんだろう、特にやりたいこともないらしく真っ白なまま…現状の自分が納得できないのに将来について考えるのはナンセンス、ということでしょうか。
竜児の場合は周りが「進学」と言い過ぎな気はするんですけど、身を削って働く母親のためにも進学するのか、母親を助けるために就職するのか、この場合はどっちも理由付けとしてはアリな気はする。難しい判断ですね。
そして亜美は学校を辞めるかも?という突然な発言ですが、自分のせいで人間関係がややこしくなったのではないか?とこちらはこちらで自分を責めていたり。結構大河のことを思っていたようですね。そして竜児に対してもまだ少し未練みたいなのを感じているようで。

そんな中、母が倒れてしまった! 自分のせいだと自分を責める竜児。代わりに大河と一緒にケーキ屋のバイトするんですが、こちらはまあなんとなく…えっ春田に恋人が!? マジかよ? しかしここでのツインテール大河はなかなか可愛いものが。

そしてバレンタインデー。大河はお世話になったお返しに…ということで、みんなにチョコを配るんですが、「雪山で助けたのは北村」というのを聞いたみのりんはいつになく激しく竜児に問い詰める…「嘘つき」と。怖えぇ…今までで一番の修羅場かもしれん。そして大河にも詰め寄るんですが、いやはやどこかで大河とみのりんの関係はきっちりつけないとは思っていたんですがこんなに激しい形でくるとは。しかし今回のみのりんの怒り様をみていると、竜児のことはどこかで諦めたっぽいような感じを受けますね。でもそれは大河のために? だとすると大河がみのりんのために身を引こうとした事とあんまり変わらないような気がするんですが。

どちらにしよ、みのりんのこの行動で否応なしに自分の気持ちと向き合わざるをえなくなった竜児と大河ですが、次回のサブタイが「告白」なだけにかなり気になる展開になりそうです。ぼちぼち人間関係に決着がつくかな?

とらドラ! #22「君のいる景色」 

大河の本音をチラッと聞いてしまって何か意識してしまってちょっと動揺している竜児。しかし、大河は実の母親の元で休むらしく当の本人はしばらく不在。大河は父親とは違って母親とは仲がいいみたいですね。

そういえば前回からちょっと時間が経っているようで、すでに学校シーン。あの後は無事に助け出されたようですけど、竜児は結局北村が助けたことにしたいようですね。竜児の気持ちはどう動くか? みのりんに向かうのか、大河に向かうのか?
それとは別にどうも進路のことで竜児には悩みがあるようで。周りは勝手に進学を勧めてきているようではあるけど、本人はまだ決めかねているというか、どうしたいのかまだ本人が分かっていないよう。まあ高校生だとそんなもんかもしれませんけど。でも進学費用を稼ぐためにママはバイトまで始めたしなぁ…本人の意志不在のまま周りはどんどんと動いていく。

そして、みのりんと亜美の仲はどうなったのか?と気になるところ。そう思って今回を見ると、あんまり仲は良くなってないみたいですが、何かみのりんは「見えないものに憧れて気をとられて見えるものを見失うのはイヤ」「もう迷わない、前を向いて突進していく」みたいなことを言ってましたが、これはどう解釈したものか? 「竜児のことを諦めた」とも「竜児に突進していく」とも両方に解釈できる。
そのみのりんは新しくラーメン屋でバイトを始めたようで、また同様に(男女)ソフト部の部長になった訳ですが、相変わらず多忙なようで。みのりんがバイトを掛け持つ理由というのもそういえばよく分かりませんよね。苦労は買ってでもしろとか言ってましたが、本当にそれだけなのかな?

夜、大河は帰ってきたんですけど、結局「大河を救ったのは北村」ということにした竜児ですけど…このままでいいのか? このままだと結局大河は「竜児はみのりんが好き」と思ったままで終わってしまう。いや実際竜児はみのりんの事どう思ってるんですかね。諦めた?諦めてない?竜児がどこかでみのりんに対する気持ちに整理をつけない限り先には進みそうにない。

しかし、ぼちぼち終わりが気になる頃なんですが、一体どうやって終わるんだろうか? 大河と竜児がくっつくようにも見えるけど、結局すれ違ったまま…という終わり方も予想できる。原作はつい最近完結したとか聞きましたが、さてこちらはどうなるんでしょう?

とらドラ! #21「どうしたって」 

さて、修学旅行ですよ。雪山ですよ。なんか修学旅行というよりもスキー合宿みたいですね。

竜児はスキー初心者のようですけど、大河はさらに初心者を通り越してソリって…。まあ私もかれこれ10年以上スキーやっていないんであまり言えませんけど…しかしみんなスキーでスノボやる人がいないというのも珍しいですね。

修学旅行と言えばもちろん何もないわけが無いわけで…。
竜児がみのりんに惚れてるということは北村たちあっさりとバレた…というかまああえて隠そうともしてませんでしたが、こちらの男同士のやりとりはなんともほのぼの?としたものです。色恋沙汰に対してライバルが居ないせいかな?

こちらの男同士のやりとりに比べ、さてこちらの亜美とみのりんですよ。なんとも険悪な雰囲気…顔は笑っているけど目が笑ってねぇ…この見えないところでの駆け引きは見ていて胃が痛くなってくる…。亜美はあくまでみのりんを挑発するんですが、みのりんはそれでも乗ってこない。みのりんはあくまで事の本質に触れないし、本心を誰にも見せない。こう見ると、亜美のみのりんは似たもの同士と言えそうですね。亜美がみのりんを嫌うのも同族嫌悪からかもしれない。

…というところで、遂に亜美とみのりんの平手打ちが飛び交う取っ組み合いのケンカが始まっちゃいましたよ。意外ですが大河はこの輪の中に入っていない。しかし、この作品の方々はなんでこうも拳で語り合うものか…男よりもある意味男らしいかもしれん…。それとも世の女性の方々は私が無知なだけで実際はこうなのだろうか。

そのケンカの最中に大河が崖下に落ちて、その後助けに来た竜児に「どうしたって竜児のことが好き」と言っちゃうんですが、なるほどもう大河の中では北村に対してすでに決着が着いたと言うことですね。ここで意外な形で大河からの告白?を聞いてしまった竜児がどう行動するかが今後のキーになりそうです。そしてみのりんと亜美の戦いはどうなるんだろうか。