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化物語 #12「つばさキャット 其ノ貮」 

あ、あれ? サブタイトルは「つばさキャット」になっているのに羽川の出番がカケラも無かったぞ…。その代わり、暦とひたぎのラブラブっぷりを堪能できて、まあこれはこれで2828できて良かったんだけど。

ということで、前回撫子や羽川と校門で会うちょっと前にひたぎと暦はデートをする約束をしていた。一緒に昼飯食べていたんですけど、ひたぎがご飯を「あーん」をやってきたらほっぺたにわざわざくっつけて箸で取って捨てていたり、なんか普通昼飯というともっと楽しげに食べそうなものなんですが、何でこんなに緊張感に溢れて居るんだろう。

そしてデートは父親が運転する車で…うわぁ、最初のデートで父親同伴かよ…これはキツイ。しかもひたぎも容赦なく言葉責めしてくるし、かといって父親の前で下手なこと言えないし、もうデートじゃなくて罰ゲームかなんかですよコレ。この父親が何も話してこないのがまた緊張感を煽る。
ひたぎは目的地についたら準備をするとかで外に出て行ってしまって、暦は父親と2人きりという環境…よけい気まずくなった。…と思ったら父親は意外にも話の分かる人で「娘を頼む」とまで言ってきたけど、この言葉はどう捉えたものか。そのままの意味で取ってしまっていいんだろうか?

そしてひたぎが見せたかったのは星空。夏の大三角という言葉が出てきたりと、遠くで「まにまに」と繋がったなあ。そしてキスをしましょという話。ひたぎが暦を失うのが恐いから…という理由らしく結構大胆。しかし星空の下で2人きりキスをする…これは「綺麗なシーン」と捉えるべきか「エロイ」と捉えるかでその人が判断されそうですが、ちなみに私は後者でした。まあ結局キス(とその後)のシーンは無かったんですけど、結局どうなったのか気になる……。

ということで、今回が最終回? ひたぎの件はこれでハッピーエンドで良かったんですけど、羽川は一体どうなっちゃったんでしょうか? 解決しないまま終わってしまってなんかモヤモヤが残って気になる。ネットで配信あるらしいですけど、それだったら途中の総集編みたいなのいらなかったからその分話を進めて欲しかったところ。
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化物語 #11「つばさキャット 其ノ壹」 

今まで優等生キャラとして出てきていた羽川には複雑な家庭事情があった。
まず離婚・再婚が繰り返された結果両親とも本当の親ではない。世間体のために世話しているだけのようで、娘に対する愛情とかそういうのは一切ない。それ故に羽川本人としても家に居たくはなく休みの日は散歩と称してできるだけ外出しているようで。なるほど、これでマイマイと話が繋がった。
そして羽川もできるだけ良い子でいることにしたんだけたけど、やはりそんな毎日を続けているとストレスが溜まるというもの。ずっと自分を演じ続けないといけないんですからねぇ、大変です。そういえば進路の件、進学はしないで旅をする…みたいなこと言ってましたけど、やはりこれも家族の元から一刻でも離れたいという現れなんでしょうか。

そしてそんな歪んだ毎日を送り続けているGWの時、車にはねられたネコの死体を埋めたところ羽川に取り憑いた? ネコというのはなんかそういう「取り憑く」というイメージありますよね確かに。執念深そうと言うかなんというか。取り憑かれた羽川は暴れ出してそこら中でエナジードレインをしまくったそうで、最終的には吸血鬼であるところの忍に逆にエナジードレインされて何とか元に戻ったらしい? やはりネコの取り憑きよりもバンパイアの方が格上か。

ところで前回の撫子スネイクの話は妙な中途半端感があったんですが、今回を見ると結局忍野の力を借りたようなことを言っていたし、蛇が戻っていった呪い主は助かったらしい? そして暦は撫子からするがから借りていたブルマとスク水を返されて…それを片手に持ったままずっと外に立っていたわけで、どこの変態だよというか、中学生からブルマとスク水を渡される…この絵だけでも相当犯罪くさいですよね。そういえば暦は撫子の髪を触れようとしてスカートをめくろうとしてましたけどあれは何か意味があったのかな?

そして羽川は急に頭痛を訴えてきた。これはあのネコに憑かれた時と同じような症状…もしかしてぶりかえしたんだろうか。次回はもう最終回だそうで、そういえば最近出てきてないひたぎは出番あるだろうか?といらん心配をしてみたり。

化物語 #10「なでこスネイク 其ノ貮」 

あ…れ…? 何だコレ、全然動かないぞ…まさに紙芝居状態、シャフトやばいの噂は本当だったのか? 一番盛り上がるはずの戦闘シーンが止め絵ばかりというのは…。おかげで今どういう状態なのかさっぱり分からんかった。思えば絶望先生でなんか自虐的とも思えるネタがあったんですが、あれは笑って流したけど今回を見る限り相当ヤバイみたいですな。

さて、話はなぜ撫子にあんな跡がついたのか?ということなんですが、恋愛のもつれらしい。撫子に告った男子が好きだった女の子に逆恨みされた…という事みたいなんですけど、しょせん素人のやることなんで発動しても大したことにはならないらしいんですが、撫子が呪いを解く方法を誤り、その他時期・場所等色々な不運があってこんな大事に至ってしまったとの事。撫子は好きな人がいるから断ったらしいけど、その相手ってもしかして…? つくづくおモテになるようで。

ということで、暦が呪いを解くらしいんですが、撫子が見えやすいように…でするがが準備したのがスク水。やはりするがは変態だな!(褒め言葉)
呪いを解く儀式は上手くいっているかに見えたんですが、途中で急変。実は呪った相手は2人いた!という事実。暦は戦うんですが、残念なことに前述したように紙芝居だったんで、実のところ暦は何と戦っているのかよくわかりませんでした。でもヤバイというところでするがが助けてくれたのはいいけど、蛇は呪った主の所に帰ってしまった…。
呪った主は誰かは分かんないけど、蛇が帰ることで呪い主も危機に陥るならそれは防ぎたいということで、呪い主すらも助けようとしていたんですね暦は。でも誰もかも(呪い主すら)助けようとするけど、それは逆に言うと無責任に通じるわけで。するがの言うように今回助けないといけないのは誰だったのか? 非情ではあるかもしれないけど、どこかで優先順位をつけないといけないし割り切っていかないといけない。

…というところで終わってしまったんですが、なでこ編これで本当に終わりなの? 後の話が何もなく、何だろうこの歯切れの悪さというか、全く終わった感じがしないというか、モヤモヤが残ったというか。まよいやするがみたいにスッキリと終わらなかったものか? それとも原作が元々こうなんでしょうか。

化物語 #9「なでこスネイク 其ノ壹」 

忍野の指示で山の神社にお札を貼りに行くことになった暦…なんですが、何故かするがと一緒。しかもするがも天然なのか狙ってなのかはわかんないけど妙に懐いているし、おいおいこのイチャイチャっぷりはどうかと思ったら裏にはひたぎの影が。粗相をしたら殺される…! けど、ある意味妻公認の浮気っぽいですよね、妙な背徳感がある。

まあそれはさておき、山の神社には沢山の蛇の死体が。これは一体…と思ったら神社に来るときに出会った少女と関係があるっぽい? 蛇というのは単体でも結構気持ちが悪いんですが、それが集団で殺されていたとなるとなかなか心地いいものじゃあない。しかし唐突に気分の悪くなったするがも気になるな…。

本屋で羽川と参考書探していたら、羽川は突然体調が悪くなって帰ってしまったんですが、ちょうどすれ違うように神社ですれ違った撫子が。彼女は妹の友達という間柄で、兄妹みたいな関係だったっぽい。撫子が探していたのは蛇の呪術に関する書籍のようでしたが…。

彼女が再び神社に行くとふんだ暦は再びするがと一緒に神社に行って見れた確かにいたけど。そうして暦の家に連れ込んでみれば暦の部屋は意外にも整理されていていつぞやのするがの部屋とは大違い。でも何か妙に生活感が無いというか殺風景な部屋だったなぁ。そんな中、するがはエロ本を探し始めるけど! これは怖い! でもするがは過去に暦をストーキング(?)していたことからどんなエロ本買っていたかとかまで知っているという…一体どんな本を買ったんだ!?

と、そこに撫子ですよ、ブルマ穿いて上半身手ブラすっぽんぽんという姿になって、確かに振り返って突然こんな格好だったら一体これは何事か!と思うんですけど、ああ皮膚にある痣を見て欲しかったのかあ、ちょっとドキっとしてしまった。撫子曰く「暦お兄ちゃんはもう大人だから撫子の裸を見てイヤラシイ気持ちになったりはしないんだよね?」…えっ? としか返答のしようのない質問…するがも興奮しだしたしこれは収まらんぞ…と思ったら撫子は「こんな姿は嫌だ」という事なんですが、痣を見てみれば蛇の跡っぽい? となると、神社で蛇を殺していたのと何か関係がありそう…と思った方がよさそうか。しかし気になるのはするがや羽川がいた時間帯に撫子が近くにいたということで、具合が悪くなったのも何らかの関係があると見てよさそうなんだろうか。…でもそうなると一緒にブルマ見た時間は何故するがは何ともなかったのか?というのもあるし、一体どうなんだろう。

化物語 #8「するがモンキー 其ノ參」 

するがに取り憑いた悪魔を祓うということなんですが。

するがの話によると小学生の時元々足は遅かったそうで、例の「猿の手」に速くなるように…と願ったら一緒に走るはずだった相手が負傷したという。その後、また傷つけるのでは?と危惧して練習して足が速くなったけど、もっと速い相手に出会ったら…という事から自ら陸上の道を退いてバスケの道に。そのように自制心を働かせて自分でなんとかしていく…と、ここまでならいい話ですねで終わるんですけど。
問題はここからで、この話は欺瞞に満ちた物であり実は陸上の対戦相手を叩きのめしたいだけだったというするがの心の奥底にある欲望を叶えたにすぎない…という忍野の話はなるほど言われてみればそう考えると全て合点がいく。暦を殴りに来たのも心の底で「暦を排除してひたぎを自分の物に」と願ったから、猿の手はそれを叶えようとしたと。本人の意に沿わない形で願いを叶えるとするがが言っていたアレはするがの嘘だったということか?

それでもなおするがを救いたいという暦なんですが、悪魔の願いを叶えさせなければいい…ということは暦が殺されなければイイという話なんですが、これはするがの全てを受け入れてそれでなお立っていなければならないという重い選択。吸血鬼に血を吸われるとパワーアップする?というのはよく分からん理屈だけど、それでするがの前に立ってみればあっという間にボコに。表現は随分と抽象的なものになって直接的なグロというものはなかったけど、アレは相当酷くやられたっぽいね。途中で細長い「何か」が出てきてブチって切れたけどアレは一体何なんだ…? あんま想像したくねぇ。

そこにひたぎ登場。するがの前に立って「暦を殺せば自分がするがを殺す」という話になって悪魔側は完全に詰んだっぽい? 暦を殺せば完全にするがはひたぎに嫌われるわけで、これは結局どうすればいいんだという事ですよ。結局中途半端になってしまった後遺症で結局するがの手は元に戻らず。あの手のまま一生を過ごしていかなければならんのか? これはこれで辛いけど、人を殺そうと思ってしまった罰なんだろうか…。

ところでOPですよ。百合の花が咲き乱れる画でみゆきちも頑張ったんだけど、まよいのOPとどうしても比べてしまうだけになんとも惜しいなぁ。