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世紀末オカルト学院 最終回「マヤの文明」 

このオカルト学院も今回で最終回。アニメノチカラもこれで終わりか…。

ということでちょっと過去の話なんだけど、校長は教頭に魔法で飛ばされて東京?に。そこに居たために学院が宇宙人に侵略されてもなにも手出しすることができなかった。その後世界の終わりを見た校長は2012年に文明を送ったという事で、なるほどこれで話が繋がってきたぞ。しかし美風は封印したはずなのに未来は変わっていない。

一方の1999年は、美風も居なくなって後日談っぽい話になっているんだけど、マヤは幼い文明少年と母親をオカルト学院に呼ぶという粋な計らいを…したつもりなんだけど。ここにきて大きな一つの疑問がわき上がってくるわけで、それは「過去の自分に会うとどうなるのか?」ということですよ。なにやら雲行きが怪しくなってきたところで、文明自身がノストラダムスの鍵だったと判明…いや正確には「文明が子供の自分に会うこと」が鍵だったと言えるかな。未来の校長は皮肉にもノストラダムスの鍵を自ら送り込んでしまったということか。

そして二人は出会ってしまった。開かれる異世界の門、侵略してくる宇宙人! やはり未来は変えられないのか?というところに文明が一人「歴史が変わるのはここからだ」とカッコイイ台詞を言って自分の超能力で、いや子供の文明少年の力を使って宇宙人を門の向こうに追い返した! 文明もその門の向こうに消えていってしまったけど…。

2012年の未来も変わっていて校長が居たところは東京スカイツリーの真下。宇宙人の侵略も無く、マヤも文明少年と結婚して(?)、普通に平和な世界が広がっていたという話。しかしこれは文明の自己犠牲で成り立った平和、なんとも言えない余韻のもと話は終わる…。

最後の15分くらいで怒濤の展開、そしてノストラダムスの鍵など話が繋がる様は見ていてすごくスッキリして気分が良かった。まあ校長の記憶はどうなったのとか、美風のカレーライスに関する伏線はなんだったのかとか、気になるところも無いわけでもないけど、それを吹き飛ばすくらいの爽快ぶり! まあタイムパラドックスに関してはよく分からないんだけど、俺たちなりのタイムパラドックスに対する答えはこれだ!という迷いの無さが画面に現れたと思う。非常によくできた最終回でした。


(個人的には確かにオカルト学院はよくできてるんだけど、これと比較されて前2作がダメだったと言われるのがすごいショック…)。
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世紀末オカルト学院 #12「千の風、美の尋めゆき」 

前回唐突に始まった魔法大戦、美風vs教頭の対決なんだけど、なんかいつの間にか大騒動になっているんだけど、街を結構壊していたような気がするけどあれは大丈夫なのかな?? まあ街の住民も洗脳?されていたっぽいけど。美風と文明がキスをしたという一言で心にスキができたか、教頭は敗れてしまった…最後の力で文明の元に。最後の教頭のポエムは今になってくるとじわじわきますね。

そしてマヤが生きていることを知ったこずえたちなんだけど、これを追ってくるババアが二匹! これは怖いわ…。美風は魔方陣からチュパカブラやらモスマンやらを召還していたけど、そう考えるとこのババアもその手の類っぽいですよね。最後に轢かれて緑色の血だったし。しかしこずえはまた洗脳されちゃったんだけど、なんかいつもこういう役回りですね。

最終的に行き着いた先は学園。実はマヤの手帳は教頭がすり替えておいた偽物だったということで、本物は実はここにあった!という話。なるほどここに誘い込んだわけですな。マヤは手帳を手放してしまうけど、ここにきた文明が読み出すとそれに続いてマヤも詠唱開始。全てを封じる魔法が発動して美風は封印されてしまった? 同時に教頭やら使い魔も全部消えてしまったんだけど……。しかしこの学園そのものが魔方陣になっていたのか、こうなることをここまで読んでいたとするなら親父は大したものだわ。

未来携帯によると美風がノストラダムスの鍵らしいんだけど、これを封印したから大丈夫!と思ったら未来は変わっていなかったという話。まだ何かが足らないのか、そもそも滅んでしまったという事実は変えられないのか? 世界が分岐したと解釈もできそう? しかし気になるのはこの未来携帯ですよ、美風を映してノストラダムスの鍵と判断したんですけど、そこには同時に文明も映っていたはずなんですよね。ノストラダムスの鍵は文明とも解釈ができるわけで、そうなると解決はしていないことになる。うーむ次回最終回だけどどうなるんだろうか。

世紀末オカルト学院 #11「マヤの死」 

これあと数話で終わるのかよと思っていたら一気に話が進みました。
ここに来て一気に美風がエロを武器に攻め立ててきた。文明が帰ってみれば部屋に居るしこれは明らかに不審な行動、連れて行かれた先はなにやら怪しげな団体…そして美風とのキスシーン、怪しい腰使いとかこれは本当にテレ東のアニメか。そして美風の正体はなんと魔女でした!という話、おいおいちょっと待って話が一気に飛びすぎだろ…。

そしていつの間にか意外にもマヤのデレは結構入っているっぽい? 美風に株を取られまいとこちらも今回は積極的でした。もしかしたらマヤが鍵かも?という疑念が出てくるんだけど、文明は未来携帯で撮ろうとはしない。マヤに蹴りを入れられて罵られる文明、これはある意味ご褒美ですよね。

そしたら次の日にマヤが死体になって発見された! 第三者による殺人という話らしいんだけど、これは明らかに偽装っぽい。と思ったらやっぱりマヤは生きていたんだけど、実は教頭が白魔術師でマヤの死を魔法で偽装したという話。そして美風は魔術師に変身して攻撃してきました。オカルトという話を通り越して魔法の話になっちゃってるんですけど! それにしても美風の変身シーンは妙にエロかったな、そして教頭の白魔術師の風貌が全く似合わないといったらない。

しかしこれで大分話が繋がってきました。美風が黒幕の魔術師で魔界の門を開こうとしていてマヤの父親を殺した張本人、教頭は先代から仕える白魔術師でずっとマヤを守っていた、こうなると後は鍵がなんなのかということですよね。そういえばチラッと未来のシーンがありましたけど、あの司令ってなんかマヤの父親に似てますよね?? これも何か関係ありそう。

世紀末オカルト学院 #10「暖炉のあかり」 

前回出てきたあかりちゃんですよ。クリスマスでサンタを信じ続けて待ち続けるあかりのためにみんなでクリスマスパーティーをやろうという話。夏だけど。しかしこの父親、家族より仕事も大事、妻にも逃げられてクリスマスの晩に娘を失ってしまった…とはなんか理由はありがち(とは言ってはいけないんでしょうが)。そして父からプレゼントをもらうことであかりちゃんは無事に成仏?することが出来ました。

大事なのは今回のこの出来事を通してマヤが父親の気持ちに気付いたということでしょうか。オカルト学院を父が作ったのはマヤの願いを叶えるためだった…と、遠回りをしてきたんだけどこれでやっとマヤの心にも整理がついたと言うところですかね。思えばマヤの父親に対する気持ち…というテーマをいままでずっとやってきたんですよね。

まあ今回はこんないい話で終わったんだけど次回予告ですよ。おっぱい!かと思ったらいきなりマヤが死んでいるんですけど…! おいおい、いきなり何が起こったんだ!? しかしこれで今まであんまり進んでこなかった話が前に進むかな。怪しいキャラと言えば教頭と美夏か…。美夏は明らかにラスボスっぽいんだけど、いまいち動機がよくわからん。そして教頭は怪しいキャラと見せかけて実は味方というオチと見た。

世紀末オカルト学院 #9「雪のあかり」 

教頭の除霊で理事長を呼び出そうという話になったんだけど、なぜかあかりちゃんという女の子が呼び出されてしまったという話。授業の一環で普通に降霊術やるというのが何かすごいですよね。まあ以前に臨死体験やっていたりしたけど…。エクトプラズムという単語が授業に出てくるのがなんか新鮮。

しかしこのあかりちゃん、何でも幽霊らしい。あのこずえでさえ見ることが出来るんだけどJKは見ることができないらしい…一応ダウンジングのロッドである程度の位置はわかるようなんだけど。そしてこのあかりちゃんの家も分かったんだけど、死因はどうやら凍死だったらしい。てっきり家の中に入れてもらえない→さいきん巷を賑わせている虐待話か?とも思ったんですが、後で出会った父親の態度を見るとどうもそういう方面ではないらしい。この父親曰く自分が死なせてしまった、そしてその話はしたくないという事なんだけど。次回予告を見るとどうも感動話っぽくなりそうな予感。

この話とマヤ達の探しているノストラダムスの鍵とは今のところあんまり関係が無いように見えるが…。マヤがあかりちゃんと境遇を重ね合わせているという点くらいしか繋がりがなさそう。そして文明は相変わらず美風の方につきっきりだけどこちらもあんまり進展がないように見える。というかずっと枝に逸れていて本編にはあんまり進展が見られないような気がしなくもないんですけど、ぼちぼち話を進めないとまずいんじゃないでしょうかね。

ちなみにあかりちゃんと聞いてジュエルペットてぃんくるを思い出してしまった…。
こちらのあかりちゃんもぼっちですよね、この名前には何かジンクス的な何かがあるんだろうか。