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コンプリートブック買いました 

ということで、何故か今頃出た「タクティカルロア・コンプリートブック」を買ってきてしまいました。話そのものは別にどうでもいいんですけど、メカ関連に関しては非常に興味があったのでつい。
コレを読んで、何故パスカルメイジに対潜装備が無いのか分かったんですけど、逆を言えばコレがないと話がさっぱり分からないとも言えますね。もっと作中で舞台設定をアピールすべきでした。至るどころに出ていた謎の少女も、本当に「謎の少女」と書いてあってビックリ。何の説明も無しかい!?
そしてこの本の半分近くを占める小説はまだ未読。アレだけの量はさすがになかなか読めません。肝心の本編そのものも結構忘れてるしなぁ。
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タクティカルロア 最終回「アウトワード・バウンド」 

ということで、コレも最終回。案の定広げた風呂敷は畳みきれませんでした。
まあそんなことはコレが1クールということが判明したときから分かり切っていたのでそれはそれとして、今回はパスカルメイジと潜水艦とのリベンジマッチと後日談といった話でした。

パスカルメイジと潜水艦との戦いは思ったよりもあっさり決着がつきました(それでもAパートまるまる使っちゃいましたが)。
今回は前回と違いちゃんとした対潜装備をしていたせいもありますが、そもそも潜水艦に対し護衛艦一隻で立ち向かうことが無謀なんですが、今回はまあ運が良かったんでしょうね、上手い具合に勝利することができました。
ここで何か「ノイントテーゼ」に関することがどうのこうの入りますが、なんか小難しいこと、それらしいことを言って誤魔化されているような気が。まあ大筋の話の中ではあまり関係ないのでぶっちゃけスルーしちゃってもかまわないと思いますけど。
そしてグランドロア発生装置を壊しに行くぞ~というところでCMが。

…そしてCM明け…えっ!? いきなり「六ヶ月後」なんてテロップが出て居るんですけど!?
ちょっとちょっと、こいこい7でやらかしたタイムスリップをこんなところでもやんなくても!
まあ、その後は比較的どうでもいい後日談だったんですけど、一つ言うなら翼が撃沈したことでしょうか。結局漂介はなな姉を選んだということで。
翼は失恋のショックを紛らわせるためにか外へ訓練に出ていたんですけど艦に帰ってきた時に、丁度同じくして下船して会社に戻っていた漂介が再び赴任。
これが翼に再び希望を与えたらしく、結局あきらめていないっぽいし、美晴も何か写真をPCの横に貼り付けているし、う~ん漂介の一体何処が良いんだ? 大して活躍もしていなかったし。
そういえば美晴といえば結局の所何でパスカルメイジに乗艦していたんでしょうかね? 結局何も分からなかったですけど…。
そしてなな姉と漂介の関係は以前とあまり変わりなさそうに見えました。逆を言えば翼が逆転する可能性もまだまだあるといえます。

そして結局謎の少女は謎のままでした。
で、企業体リディルは結局何がしたかったの? どうなったの? 例の姉妹が最後に出てきたのですが彼女たちのポジションは結局どうだったの? ハクビとの決着は? そして何より恋愛模様の決着は?
とにかく伏線が回収されませんでした(予想してたけど)。いわば「終わっていない最終回」とでも言えるでしょうか。

さて、最終回を見て思うのはとにかく全てに於いて中途半端ではないかなということか。
このアニメ、結局何がやりたかったんでしょう? 戦闘? 姉萌え? ラブコメ? エロ? とにかく適当に流行ものを詰め込んでみました的雰囲気がします。それが悪いとは言いませんが、この作品の場合マイナスになってしまいました。
そして主人公であるはずの漂介の出番があまり無かったと言うこともマイナスか。最後はほとんど背景以下の空気でしたし。

とはいえ、戦闘シーンは(地味でしたが)結構好きでした。艦橋から漂う緊張感というのを表現できていたかと思います。また、主人公達に所謂「無敵補正」がほとんど無かったのもプラスでしょうか。
キャラ方面に見れば、なな姉や翼に関しては十分魅力を引き出せたと思うし、美晴や阿古屋姉妹も十分魅力的なキャラでした(それ以外はちょっとキャラが立っていないというか、ちょっと難ありましたが)。

戦闘をメインにしていれば、あるいは恋愛を中心にしていれば、この作品の評価も多少なりとも違ったかもしれません。「二兎を追う者は一兎をも得ず」とはまさにこのことか。
要所要所にキラリと光るモノがあっただけに、実に惜しい作品になってしまった、これがこの作品に対する最終評価になるでしょうか。

タクティカルロア #12「九番目の命題」 

感想書くの忘れてました。録画も消してしまって、うろ覚えなんですが一週間遅れで感想書きます。

ということで、今回は色々と物語が動き始めました。
まずナクロマ共和国は東ルース大使館を襲撃。ということで再び例の副大統領が出てきたんですけど、こんな肝心なときに大統領は何やっているの? 未だ姿を見たことが無いんですが。

そして東ルースの国民を待避させるための護衛としてパスカルメイジも出港。確か大破したはずなんですが、もう直っているのはこれが未来の科学力というものなんでしょうか。
なな姉はクルー全員に降りたい人は降りてもいいという放送をするのですが、結局降りる人は無し。皆、なな姉を信頼しているんですよね。こういう信頼関係を見るのは気分の良い物です。

そしてノイントテーゼが云々話してましたが、多分この伏線は回収されないと思うので割愛。重要なのはハクビが阿古屋姉妹の親族であったと言うことでして、これでやっと横の繋がりが分かってきました。なるほど、あの姉妹がなな姉と目的を一緒にしていたわけがこれで分かりました。

グランドロアを人工的に起こすことによりカオスが云々という伏線、企業リディルの陰謀…といったことも回収されないと思うので割愛。それよりもあの謎の少女の正体を明かして欲しいところですが結局謎は謎のままで終わりそうな予感。

そして翼の「特別な人になって欲しい」という発言。これにより漂介は決断をしなければならないわけなんですが、なな姉を選ぶことが確定的な以上次回は断ることになるんでしょうか。

しかしここに来てやけに説明台詞が多いのが気になります。う~ん、序盤のお色気よりも先にやるべき事があったんじゃないでしょうか?

タクティカルロア #11「花」 

前回敗北を喫したパスカルメイジの後始末が今回の話でした。
やはり死者が5人ほど出ていたようで。でも魚雷が命中しても沈没は免れたし死者も5名、残酷かもしれませんがこの程度の損害で済んだと言うことはダメコンがちゃんと機能していたと言うことでもあります。この点に関して言えばさんごは誇ってもいいのではないでしょうか。
そしてさくらはやはり殉職していたようですね。急にキャラが立ったので危ないなとは思っていたのですが…。その死者が出たところからどうやって前に進んでいくか、それが今回のテーマだったように思います。

そしてなな姉が軍を辞めて民間に来た理由が明かされました。
なんでも「マーキュリーズ」のメンバーであったなな姉、ターニャ、ハクビの3人は何か失態をやらかした(というかハクビが何か事件を起こした)。その結果軍に居られなくなり、なな姉とターニャはハクビを追って民間に来た…簡潔に書くとこんな感じになるでしょうか。そしてその事件には阿古屋姉妹も何らかの形で巻き込まれたようで、事件の首謀者であるハクビを追うため艦長に従いパスカルメイジに乗艦しているようです。

そしてなな姉を迎えに行った漂介はついに告白した! なな姉も漂介の事が好きなようで、抱き合う二人。丁度そこに翼が来てそれを目撃…というありがちな展開。おおっと、これは来週修羅場か??
漂介はやはり翼よりもなな姉を取ったか~。結局翼はかませだったということか。まあこれはこれで有りだし予想もしていたのですが、漂介はまだ翼の告白に返事してませんよね? それに答えないまま他の人に告白ってこれはどうかなと。先にこっちを決着つけるべきじゃないんでしょうか?
結局かませでしかなかった翼がちょっと不憫です。う~ん、翼には幸せになってもらいたいと思いますけど…。

で、このアニメ次回最終回…じゃないですよね? (次々回で終わるとも思えないけど)
まだあと1クールは続きそうな雰囲気なんですけど、もしかして2クール作品なんでしょうか?
なな姉と漂介の物語は次回で決着が着きそうではありますが…。

タクティカルロア #10「ボトムライン」 

今回はオール戦闘、お色気ほとんど無しという回でした。
でも、これはマジ面白い。これだよこれ、こういう話を見たかった!

ということで今回は対潜水艦戦。護衛艦vs潜水艦という実に燃えるシチュエーション。
相手の位置・装備・何もかもがわからない、わかっているのは相手が潜水艦ということだけという状況での戦闘だったのですが、ソナー等駆使しお互いが姿を見ることなく戦闘が進む様は緊迫感がありました。
でも、対潜水艦で単艦で立ち向かうのはどうみても分が悪すぎる。しかもちゃんとした対潜装備をしていないのならなおさらです。

敵方の思考を読み、敵方の攻撃を想定したのですがそれをさらに上を行く敵方の行動。善戦むなしく魚雷の攻撃を受け大破、退艦命令を出すなな姉…というところで次回へ。
こういうアニメって、えてして主人公の乗る艦は何故か無敵だったりするのですが、いやはやここまでこっぴどくやられるとはある意味ちょっと安心しました。

主人公と言えば漂介は案の定出番無し。肝心の戦闘になると全く出番が無くなる主人公というのもある意味斬新と言えば斬新なんですけど…。
そして前回いちゃついていた桜…でしたっけ? 案の定行方知れずに。急にキャラが立った者は死ぬ可能性が跳ね上がるという法則はやはり当たっていたようです。とりあえず死ぬのが翼でなくて良かったという所ですか(不謹慎ではあるけど)。
でもやはり戦闘を扱う以上、「死」というのはどこかで扱わないといけないわけで、仲間を失った悲しみとかが描かれるのは次回のようなのでそちらにも期待。

しかし前回も書きましたが、全員が対潜水艦戦を経験していないというのも何か違和感が。というか、戦闘中に対潜戦闘のテキスト読むなよ! えらい余裕だな。
対潜戦闘について、この程度のレベルで護衛艦を操っているというのもおかしな話です(対艦、対空は結構なレベルのようですが)
普段は海賊相手なので、対潜水艦は想定していないということなんでしょうか?
でも、海賊も当然潜水艦を使用してくると想定していないのもおかしいとは思うのですが…。

でも艦vs潜水艦として面白かったのは確か。やはりこのアニメは戦闘メインにやるべきだったんじゃないんでしょうか? こんなに面白いのが出来るんだから…。ぶっちゃけ今回の話だけDVDで欲しいくらいです。

ということで、このアニメも残すところあと数話。ちょっとちょっと、これであの膨大な伏線が回収できるんでしょうか?