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とらドラ! #18「もみの木の下で」 

クリスマスパーティが近づきつつあるんですが、そんな華やかなイベントだというのに話は極めて重い…。竜児はみのりんに一緒にクリスマスパーティに出ようと誘うもののなかなかみのりんは首を縦に振らない。というか完全にみのりんは竜児を避けてますよね、不自然なほどまでに。

そして亜美は大河と竜児の関係がいびつと指摘。亜美にとって竜児が大河の父親役になっていることがどうも不自然らしく、関係を1から始めて、そして「私の事も一から入れてほしい」という呟き。途中から入ってきた亜美はやはり大河よりも先に竜児と会いたかったんだろうなぁ。竜児を巡る関係に自分も入りたいけど、出会ったときにはすでに遅かった…という亜美の心境が見て取れてなんか切ない。

大河はクリスマスプレゼントを「あの」両親にまで送っていたりするんですが、この行いを「誰か」が見ていてくれるのではないかという願いから…なんかこれは素直でいいなぁ。でも子供の時から抱えてきた「孤独感」みたいなものも同時に感じました。

そしてクリスマスパーティの準備が佳境に入って、さてツリーのてっぺんに大河が持ってきた星をつけたんですが…そんな時にみのりんのソフト部の球がツリーに直撃、ツリーは倒れ星は壊れるのでした。責任を感じたみのりんはなんとか元に戻そうとするのですが、「完全」には元に戻らない…でも竜児のおかげもあってか、元には戻らないけど「直す」ことはできました。これはもしかしたら今後の人間関係を暗示するものかもしれない。確かに今の人間関係はかなり複雑で、且つ砕けた星のように各々の気持ちもバラバラだけど、きっと直すことはできるのではないか? 私はそう感じました。

とはいえ、やはりこの中で一番様子がおかしいのはやはりみのりん。こうしてみのりんのキャラを見てみると明るいときと落ち込むときが両極端すぎますよね。今のところかなり危うい人間関係のバランスで、すぐにでも壊れそうで見ているこちらもハラハラドキドキ。これからはみのりんがどう立ち直るかにかかってきそうで、さてクリスマスパーティには果たして来るのか? ということもあわせて期待したいところです。
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